2010年2月7日日曜日

02-88.書き初め表彰

去年から、近所でペン習字(実際は鉛筆で書く)のようなものを習っているアスカ。もう少しこれに馴れたら本格的なお習字にも挑戦させようと思っているのですが、それまでは習字の有段者でもあるわが家のじーじに時々教えてもらっています。

そんな折、ペン習字のお教室から県内の大神神社の書き初め祭に出品してみては?と課題をもらってきて、数分程度で書き上げた字がまあまあ上出来だと思えたため、たまたま学校の冬休みの自由課題にも指定されていたこともあって、学校を通じて出品しておいたところ、先日「優秀賞」をもらったという知らせをいただきました。アスカの報告によると、クラスでは彼女だけが表彰式の知らせをもらったとのこと。今回は、日頃の修練の末に頂いたものではなく、まさに「棚ぼた表彰」に近いかも。

そして本日は表彰式があり、優秀作品も展示されるということで、見学に出かけてきました。

さすがに最上位の「特選」、それに続く「順特選」に選出された作品は素晴らしく、アスカも「もっと上を目指したい!」と感じたようです。残念ながら選にもれた場合も、「奉納」といって神社で祈願の後にお焚き上げをしてもらえるのです。「準特選」と「優秀」作品は壁に掲示されずに束で綴じられており、我が子のを見つけるのはちょっと時間がかかりましたが、なんとか記念写真に納めることができました。

いずれにしても字がうまいということは、大人になっても随分と重宝するはずですから、そろそろ習字もちゃんと習わせてみたいと思っています。

<公式サイトより>

第57回書初めまつり奉納奉告祭・表彰式 2月7日(日) 午後12時30分 

学業に励む児童生徒の、真心こもる書初め作品を奉納していただき、なお一層書道の盛んになることを祈る、「書初めまつり」(主催 大神神社・奈良県書道教育研究会、後援 奈良県教育委員会)が執り行われます。
なお入賞作品の展示は大礼記念館2階大広間にて、2月7日から11日(午前9時から午後4時)まで行われます。

02-87.さらなる職場の困ったさん

2月に入ると、そろそろ確定申告の時期に突入しますね。私が働く職場は役所の税務課であることから、1月に入るとすぐに給与収入のある方々の給与報告書が事業者から続々と届き、これを開封して内容を確認し、課税のためのデータ処理を行う仕事が佳境を迎え、アルバイトとはいえ、残業もある日々が続いています。それに加えて、確定申告時期になると、申告会場に出向いて申告書を持ち帰り、課税データの入力を行うという仕事が待っています。

役所の組織自体も、経費削減という厳しい目標が掲げられているため、少ない人員でいかに残業を無くして効率よく短期間で仕事を遂行するかが問われているわけで、そのために申告時期には職員とほぼ同じ数のアルバイトが投入されるわけです。

今年度からはアルバイトも職員並に専門知識を習得して、課税データ処理をさせる方針で、私は去年の秋から税務知識を学び、ある程度のデータ処理ができるようになりました。そして、1月からは数週間おきにアルバイトや派遣スタッフが2名づつ増員されつつあります。

採用権を握るのは例の女性係長で、「若い子よりは、ある程度社会経験を積んで落ち着いた年齢のバイトを雇う」という方針のようで、全体的に平均年齢は高めのスタッフ構成になっています。そして、1月から採用されたとあるアルバイトの方は、聞いてみると私と同い年だった(もうすぐ孫が生まれるらしい)のですが、これがまたとんでもない逸材のようで。

一般的に仕事世界では、年齢に関わらず、先に在籍している経験者を敬うというのが礼儀だとは思うのですが、彼女は勤務初日からどうも馴れ馴れしいというか、かなりな厚かましさぶりを発揮し、勝手に自分の定位置を決めてしまうと、周囲が忙しく作業をしているというのに、持参した茶を啜りながらのんびりと構えているという具合でした。

そして指示された作業をこなす段になると、誰に言うともなく「役所って暇なところやと思ってたのに、安い賃金でこんなに使われるなんて詐欺やわ。帰りたい。こんなことやって何の意味があるんですか?!これって無駄な作業じゃないの?!」と延々と独り言が繰り返される始末で、聞いている周囲の士気もどんどん下がっていくのです。

おまけに説明された作業手順を守らずに、自己流に解釈しているらしく、相当な手の抜きっぷりで、「申告者が作成してきた内容を正確に入力するように」という指示を守らず、勝手に省略してしまったり、誤字脱字が非常に多いため、さらなる確認要員が必要となるほどなのです。

さらには、企業が送ってきた人数分の給与報告書については、たいていが本票と控えの二枚綴りになっており、本票を課税のためのデータ処理に送り、控えは念のために保管しておくために仕分けするのですが、1日に何百枚と仕分けする作業が面倒くさいと適当にやった結果、肝心の本票を何枚も控えの束の中に紛れ込ませてしまい、後日バイト全員で大騒ぎして捜索しなければならなくなっています。

そうして周囲のバイトの手を止めてフォローに廻らせ、何とか事なきを得た後も、「ああ、よかった!みんな気をつけましょうね!」と反省の色も見せずにその場を締めてしまうため、周囲のイライラと疲労感は確定申告時期を迎える前から既にピークに達しているのです。
失敗から全く学ぶこともなく、「そんな手順は聞いてない!」と無理無理に自己を正当化し、周囲の忠告に耳を貸さずに同じ失敗を何度も繰り返す。そして常にぶつぶつと「面倒くさいわ。わけわからん!」とぼやいているわけで。

さすがに同い年とはいえ、「根っからのオバハンやから、言うても無理や。とにかく被害を被らないようにしたいものだわ」と仲間同士でぼやき合っています。

しかも自分にはとことん甘い彼女は、他人には意地悪な姑並の厳しさを発揮し、人に入れてもらった茶に「ぬるい、ぬるい!」と声高に文句を言い、家庭の事情で時差勤務している人に対しては、「忙しい時期に、どうして遅くから出てくるの?」と聞き、チームワークを要とする職場の雰囲気をすっかり冷やしてしまっているのです。

思えば、かつての社会保険庁にもこんな人物がたくさんいたからこそ、消えた年金問題が生じたのでしょうね。これでは、いくらシステムが進化したとしても、人為的なミスは防ぐことはできないのかもしれません。

そんな彼女を見ていると、「ものごとに誠実に取り組むこと」の大切さを改めて実感することができるわけで、「何事も手抜きなしに、ひたむきに取り組むこと」が魅力的に生きる秘訣かな、と思っています。

2010年2月1日月曜日

02-86.ゆき

奈良に引っ越して、初めての大雪を体験しました。

去年も何度か雪が降り積もることもあったのですが、車で10分程度走って周辺の街まで出る頃には「あれは何だったの?」と思うくらい天候の違いがあるようなのです。車が必需品になっている現在では、そんな雪の日の対策が一番の課題だったのですが、周囲の人々に「スタッドレスタイヤに変えるべきか?」と聞くと大笑いされてしまい、結局何の対策もなく、「雪の日はできるだけ車に乗らない」を心がけていたのでした。

そして、今日は一日中雨の予報であり、残業も予定していたため、通勤に車を使用することにしたのでした。

ところが、夕方になると突然の大雪に変わり、街中でもあっという間に真っ白になってしまったのでした。もちろん車道にも雪がどんどん積もっていくわけで、危険なので車を乗り捨ててタクシーで帰宅することも考えながら、結局決断できずに駐車場まで来てしまいました。当然のように車は雪だるま状態でしたが、とにかく周囲の雪を払いのけて見通しを良くし、恐る恐る公道まで出ることができました。

しかし、都会の自動車学校では雪道の運転方法など教えてもらったこともなく、下手にブレーキを踏むと横滑りするかもしれないという知識しかないため、轍の上をかなり速度を落として進んでいくことに。周囲が同じような走り方をしてくれれば安心なのですが、中には用意周到にスタッドレスタイヤに変えているのか、かなりのスピードで近づいてきて、「早く走れ!」と煽ってくる後続車もあって、どの程度のスピードで走れば安全なのかがわからなくなってくるのでした。

結局、そうこうしながら信号の手前でブレーキをかけたところ、ズリズリ---!といういやな音と共に車が滑り出し、停止線をかなりオーバーしてようやく停止し、もう少しで他の車に接触してしまうところでした。そんなこともあって、雪が降るほど寒いというのに、嫌な汗をびっしょりかきながら、必死の想いでなんとか自宅に帰り着くことができました。

備えあれば憂いなし。やっぱり週末にタイヤを買いに行こうかな?

2010年1月31日日曜日

02-85.おこだでませんように

ようやく村の図書館で発見できた絵本「おこだでませんように」

小学一年生の夏の読書感想文コンクール(全国図書館協主催)の課題図書だったのですが、その時点では近隣の書店を何カ所か探し歩いても見つからず、夏休み前に妹から聞いた「感想文課題図書はかなり早めに予約しておかないと入手できない」という言葉が本当だったと思い知ったのでした。結局、まだ我が子の文章構成力も未熟だし、既に絵本に関心を示さなくなっていたこともあり、お取り寄せしてまでも購入することを断念したわけです。

それが偶然、今日図書館に入荷したとのことで、ぱらぱらと目を通してみたところ、なかなか面白そうだったので、借りて帰り、早速、子供に音読させてみました。

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小学1年生の僕は、いつもお母さんや先生に怒られてばかり。でも、お母さんの仕事の帰りが遅いときは、小さな妹の遊びの相手をしたりして頑張っている。結果的に、妹を泣かせたことや、宿題をやっていないことでお母さんに怒られてしまう。

学校でもなんでも一生懸命取り組もうとしているけれど、なぜかそれが裏目に出てしまって怒られる。自分の本当の気持ちを言えばいいのに、それがなかなか言えないで我慢している。そして、心の中で、「ああ、また怒られるんやろな。。。」と思っている。

そんな彼が、7月7日の授業の時間、自分のお願いを七夕の短冊に書くように言われ、思い切り考え抜いて一番自分が願いたいことを、覚えたてのひらがなで一番最後になって書き上げたのが「おこだでませんように」だった。(ちなみに「ま」はひっくり返っている)

一番遅くなってしまったので、また先生に怒られるだろうな。。。と恐る恐る持って行くと、先生の目から涙がぽろぽろこぼれて。。。。。。

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というお話。

これが我が子の音読と相まって、聞いている家族も自分の子供時代を思い出したりしながら、涙が滲んでくるほどでした。子供の目線に立つって、こういうことなのかもしれないなとしみじみ感じさせられたひとときでした。

2010年1月24日日曜日

02-84.日帰旅日記

夫の仕事の手伝いで、吉野郡川上村に日帰り旅行に出かけてきました。

わが家から車で1時間弱とのことで、朝ゆっくり目に出かけ、林道のドライブコースを辿り、川上村へ。吉野川の源流に位置するこの村は、山も川も雄大で野性味たっぷりで、まさに雄々しい「男」のイメージ。林業を生業とする「そまびと」と呼ばれる方々も多いと聞きます。

そのためか、チェーンソーを使った技術を競う大会や、自転車で急峻な林道の登坂スピードを競う「ヒルクライム」大会が行われていることでも有名な村です。近年は、村全体が「森と水の源流域」というコンセプトで、豊かな自然保護とその活用に知恵を絞られているのがよくうかがえました。

まずは「森と水の源流館」に行き、周辺の都市と村の関わりや、森の有り難みを学んでから、ボリュームたっぷりの昼食をとり、長寿の水が湧いてくると言われる鍾乳洞を探検し、鍾乳洞の入口にあるカフェで休憩してから、谷間の温泉に出かけました。幸い温泉は私達以外の客がなく、ゆったり貸し切り状態で、猛々しい森の気を浴びながら杉の木で作られた大きな露天風呂の湯船につかり、たっぷり鋭気を養ってきました。帰りには木工工房やアーティスト村を訪れ、結局「最初から最後まで観光づくしやったような。。。」という旅を満喫してきました。

アスカは、あらゆる命を育む森のありがたさに感動したとみえ、「こんどは森をテーマに絵をかく!」と言っています。

これからは花粉症が気になる時期ですが、豊かな森の放つ気に癒され、また冷たく澄んだ水の力に元気づけられて、それぞれが多くの収穫を得た小旅行でありました。