2009年9月13日日曜日

02-61.ほったらけ

映画「ホッタラケの島」を見に行ってきました。夏休み前に予告編を見たときから、お片づけのできないアスカにうってつけの作品だと思っていたものです。フジテレビ開局周年記念作品の冠がついていたこともあって、もっと軽い作品かと思っていたのですが、意外によかった!!

舞台設定は奥多摩の集落の神社ですが、現実には埼玉県入間市にある実在の神社の謂われがモチーフになった物語で、人がほったらかした物を掠って島をつくっている魔法の国に迷い込んだ少女の冒険物語でした。どうやら先にこのストーリーで展開されるゲームも販売されていたようですね。(主人公は少年のようですが)

埼玉県入間市のサイトでは、物語に登場した神社や川の情報がまとめられています。

フルCGで展開される物語世界はとてもカラフルで、可愛くて魅力的でした。後にプロダクションノートを見ると、「物の来歴や意味を考えていたらできない仕事」と背景をデザインしたスタッフの方が書かれていますが、島を構築するそれぞれの細部が本当によく作り込まれていて、感心してしまいました。

アスカは途中で号泣してしまい、ハンカチを握りしめながらその後のスリリングな展開に前のめりになって見入っていました。私も途中から涙を拭きつつ見ることになりました。

この歳になると、そもそも「ほったらけ」にしてきたものが多すぎて、それに直視すれば後悔しかり、しかも人が日々の暮らしのなかで忘れ去ってきた物、置き去りにしてきた物、人間の営みの罪深さと聞くだけでノスタルジーのような感情が高まってきて、ストーリーを聞くだけで何となく胸の奥からじわじわとこみ上げてくるものがあるのです。

この映画は、そういう感情をぐいっと鷲づかみにして、しかもまだ「ほったらけ」初心者の幼い子供世代にとっても、「ものを大事にしないといけない」という教訓を与えてくれるいい作品でした。同じく映画をファミリーで鑑賞しておられたお父さんが、「さあ、帰って家の中片づけないとあかんな!」と子供達におっしゃっていたのが印象的でした。

多くの夏休み映画に埋もれてあまり話題になりませんでしたが、ぜひファミリーで鑑賞するのをお勧めしたい映画でした。

2 コメント:

Slow Cafe さんのコメント...

スロウなジジイ(正確にはまだだが)は今日やっと謎が解けました。

chie さんのコメント...

Slow Cafeさん、コメントありがとうございます。ぜひご覧になってください。お勧めします!!

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