近年のわが家は、虫づいています。古典の堤中納言日記ではないけれど、家族に「
虫愛づる姫君」がいるもので、突然に鞄や筆箱の中から飛び出してくる虫に慣れっこになっています。
しかも娘が通う小学校では、国蝶「オオムラサキ」の飼育放蝶に取り組んでいて、マスコミにも取り上げられるほどで、毎年3年生が理科の授業で中心に取り組む習わしになっているのです。そのため、春先から「オオムラサキの幼虫の成育を助けるため、まずはテントウムシの幼虫および成虫を探してきなさい」という宿題が出て、親子で田んぼをはいずり回って幼虫やテントウムシを探し、オオムラサキの飼育環境に放ち、害虫駆除の役割を果たさせたのです。わが家でも学校に持って行くまでの間、たくさんのテントウムシたちをホームスティさせました。
夏になると男子がカブトムシやクワガタを学校に持ってくるのをうらやましがっていたので、たまたま職場に飛んできて弱り切ったカブトムシやクワガタを拾って帰り、さらに山仕事をしている友人からもらったカブトムシを加えると、1組ずつのカブトムシとクワガタのカップルが出来上がり、それぞれ「かぶ太とかぶみ」「クワ太とクワミ」と名付けて、大事に大事に育てました。
彼らは結構長生きし、かぶ太はアップルのジョブズと同じ日に永眠しました。
こうして秋の訪れとともに昆虫たちがいなくなり、空の虫かごがいくつも部屋の隅に取り残された様子が寂しさを誘うものだなあ。。。と思っていたところ、学校から再び「そろそろカマキリの交尾産卵が観られるはずです」という指令が出て、偶然にもわが家の庭先で交尾中のカマキリを発見!さっそく虫かごの新たな住人となりました。
しかしながら、交尾中のカップルをかごに入れて観察していたところ、ふいに雌が雄の頭を噛みちぎって食べ始めたとのこと。私が帰宅する頃には、雄の姿はありませんでした。
食欲旺盛なカマキリは「エリザベス(通称:えりちゃん)」と名付けられ、「学校に残して帰れない!」というわが子と一緒に毎日わが家と学校を往復しています。そのため、えりちゃんのお食事になる生き餌を探すのが新たな家族の仕事となり、「無駄な殺生はあかん!」と子供を叱っていたことも忘れて、バッタやこおろぎを探し回っています。
確かによく見るとカマキリの姿ってセクシーで、顔立ちはなかなかのクールビューティ!餌を見つけて身構える姿は、惚れ惚れするほど上品で美しい所作をするもので、すっかり情が移ってしまいました。
来週には学校で日曜参観が予定されており、オオムラサキの飼育レポートをグループに分けて行うのだとか。それらの報告は、次回したいと思っています。
chie
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